1978年、京都から入植。依頼、環境に配慮した農業を実践。じゃが芋、南瓜、人参、とうきび、きゃべつ、白菜、大根、そばを栽培。10月上旬から出荷の始まる白菜は特に美味しいと地元で好評。そばは国内産小麦5割の使用乾そばとして出荷。そば粉は受注分のみで11月に出荷します。
- 有機農業を始めたきっかけを教えてください
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1978年4月、有機農業を目指し新規入植。87年全農地・作物を無農薬。94年より全農地・作物が有機となる。今、環境に関することで目にしない日は無いが、70年代、自分にできることをして生きようと考える。
- 有機農業の楽しいこと・大変なこと・嬉しいことは何ですか?
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自分がやろうとしてやってきた事。収入も少なく、家族は色々な思いがあったし、あるでしょうが私は自己満足。
- 自分の作った生産物の自慢をどうぞ!
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かぼちゃと白菜が特にうまいと評判です。
- お勧めの本やお気に入りの本、映画、音楽を教えてください
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「パパラギ」
- 有機農業を通じて浮かぶ、あなたの将来の抱負は?
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無理をしないで自分のできることをして暮らす。
経営面積が大規模化する中、宮下農場は177aの小規模で変わらず。宅配と卸でやっています。
お天気次第の仕事とはいえ、昨年はあまりの不作でした。祈りつつ人間の出来る最善の努力で、今年は良い作を迎えたいです。現代人間社会の「成長の限界」が70年代よりもっと身近に見える時代になってきたと思われます。自給率40%の国、日本。この自給率を上げること、自給自足が国にとって世界にとって最も大切なことです。